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219,533km

長い間、どうもありがとう。。。

tocoro cafeオープン2ヶ月前に、我が家に来てくれた愛車。

自宅のある多摩地区から、tocoro cafeのある三軒茶屋まで
往復の道のりを約8年3ヶ月の間、壊れもせずにずっと私達
を運んでくれました。。。お客様が少ない日や、夫婦で辛い
日も、彼は私達を包んでくれて、ずっと寄り添い共に歩んで
くれました。マシンが故障したり、支払いに追われて、お金
がなくなり「これでこの車も壊れたらtocoro cafeを閉める
時だね。。。」と相方と何度話していたコトか。それを聞い
てか、彼は一切壊れずに閉店まで走り続けてくれました。。。


雨の日も風の日も。雪の日でさえ、ノーマルタイヤで多摩へ
無事に運んでくれました。約8年3ヶ月の間、何度も何度も。

tocoro cafeが続けてこれたのも、彼が故障せずに運んでく
れたからだと確信しています。普段は、エスプレッソマシン
トコ郎くんが相棒として目立っておりましたが、実は裏では
彼も相棒として、とても重要な存在でした。


ですので、軽自動車としては異例の200,000kmを超えても、
彼が元気に動く限りは手放したくない!と思い、営業の方に
お願いしてオイル交換や整備をして頂いて、tocoro cafeの
閉店後も各種イベントや出張、名古屋や伊勢、飛騨高山、
石川などの遠方にも元気に運んでくれ、私達に新しい世界を
見せてくれました。


最後まで燃費も良くて、私の手足のように自由に自在に、
さらに快適に気持ちの良いフィーリングで動いてくれて、
どこへでも連れて行ってくれる。

どこまで走り続けるのか?と思ってしまうほど。

そのくらいに元気でした。


7月の飛騨高山に出張した際、エスプレッソマシンのトコ郎
くんや、レンジ、各種大荷物を積んで上高地を越えて、私達を
高山へ連れて行ってくれました。山を登る際は、アクセル開度
は慎重に負荷を極力かけないように、ゆっくりゆっくりと上り
後続車は左に除けて抜かしてもらい、大事に大切に優しく運転
も心がけました。


高山から無事に帰宅し、用事があって原宿に行く際も私達を
無事に運んでくれました。そして、その週末のチクテマルシェ
の珈琲豆を取りに、国分寺ねじまき雲さんへ向かう途中で、
いよいよその時がやってきました。 

まさかその時が突然に来ようとは想像もしていませんでした。。。


突然マフラーから異音がして、エンジンがブルンブルンと
単気筒エンジンのバイクのような音をだし、一瞬引き返そうか
と思いましたが、途中で停まって何度かエンジンを切ったり
入れたりしましたがエンジンもかかるし、焦げ臭もなくて、
「なんとか行ける!」との判断をしてそのまま向かいました。


心の中では「マフラーを交換すれば!まだ大丈夫。。。」と
良い方向に考えてみたりしましたが、アクセルを踏むたびに
感じる振動は「もうダメかもしれない。。。」というコトも
想像させていました。

用事があって出かけていましたので、夕ご飯を食べていない
コトを思い出し、途中で気持ちを落ち着かせるために、自宅
から国分寺の中間地点くらいにある聖蹟桜ヶ丘という駅の側
で夕ご飯を食べました。

どうしよう。。。このままダメだったら。。。と、何度も心
が不安になりました。


その時にふと、この車を買った販売員さんのコトを思い出し
すぐにメールをしました。夜の22時。販売員と言っても実際
は販売店の店長さん。


その方とは、私が20代半ばの頃に偶然通りがかりにあった
とあるディーラーで出会いました。その当時は販売主任の
Oさん。何でも正直に熱く語るOさんに魅了され、その当時
そのディーラーで買いたい車は無かったのですが、新型車が
出るたびにOさんの話を聞きに寄っていました。しかも私は
他メーカーに乗っていたのですが、そんなコトも気にせずに
快く迎えてくれました。

うちの車を買え!とも言わないOさん。でも、その人間性に
ほれて、車を欲しがっていた当時の会社の後輩を紹介したり
して、Oさんを気に入ってしまった後輩が購入し、後輩にも
良くしてくれて、私もとても嬉しかったのを覚えています。

その後、店長へと出世されて別の店舗に移動になってしまい
会うコトもなくなりました。


それから約6年後にtocoro cafeをつくるコトになり、贅沢
な車に乗るのは辞めよう!と決意し、その当時7年半乗って
いた愛車を手放す時に、そのOさんに連絡して、Oさんから
初めて買った車が、我が愛車でした。

その時は奇抜に見えたデザインでしたが、今ではすっかり
古く感じるコトもなく現代にピッタリなデザインで、内装
も素晴らしく、Oさんがオススメしてくれた通りの状況に
本当に大満足していました。軽自動車とは思えない高級感
がありました。


2005年10月に購入してから、tocoro cafeがスタートして
通勤の際にパンクした際も、千歳台という場所にお店が
ありましたので「タイヤ交換をして来れますか?あとは
私が何とかしますので、ご心配なく!」と心強い言葉を
言って下さり、お店になんとか着いたら新車の試乗車を
代車として用意して下さっていて「すぐにお店に行って
下さい!暫くはこの車を使って下さいね!」と。その日
もお陰で少しの遅刻だけで営業するコトができました。


その後に、車のバッテリーが上がった時や、調子が悪く
なった際に連絡したら、不思議とtocoro cafeの5分位の
お店の店長になっていて、すぐに対応して下さったり、
点検の際も駐車場まで取りにきて、その後に戻してくれ
てお店に鍵を届けに来て下さったりと、本当に心強い
サポートをして下さいました。

その精神的な支えといったら、言葉では表せません。。。


そのOさんと我が愛車とのご縁は相当に深いモノが
ありましたが、その後に別の場所へ異動されてしまい
暫くお会いするコトはありませんでした。


それから数年。


突然に連絡があり、南町田の方のお店の店長をされて
いると聞きましたが、自宅からは遠くなかなか伺える
機会はなく時は過ぎていきました。


さて聖蹟桜ヶ丘にて食事の途中に、Oさんを思い出し
状況をメールしたトコロ、すぐに電話がなりました。

夜の22時頃。


「いま、どちらですか?」という問いに「聖蹟桜ヶ丘
に居ます!」と伝えると「実は今月から国立のお店に
異動になり、しかも今日は珍しく残業で午前様まで
かかりそうなので、お店に来れますか!?」とのコト。

しかもお店は、聖蹟桜ヶ丘から国分寺ねじまき雲さん
へ行く途中にあるという偶然!!!

この奇跡のような偶然に驚きつつも、藁にもすがる
思いでしたので、この偶然のような必然の出来事に
感謝しつつ、すぐにご飯をかきこみ車で向かいました!

だって、明後日はチクテマルシェ!

車がなくては、大量の荷物を積んで行くコトができ
ませんので、大問題です!


エンジンは普通にかかり、ブルンブルンと異音を奏で
ながら、Oさんの待つお店へと向かいました。

そして、無事にOさんのお店へ到着!

たまたまエンジニアの方も何人か残業されていました
ので、状況を見て下さいました。ねじまき雲さんに
珈琲豆を取りにいくのに、代車をご用意して下さり
ネジくんから無事に珈琲豆を受け取り、戻ってくると
さっきまで点灯していなかったエンジンエラーランプ
が点灯していました。。。というコトは。。。


エンジニアの方の判断だと、マフラー触媒+エンジン
も1気筒死んでしまっているかもしれないとのコト。

その日はすぐに代車を用意して下さり、無事にチクテ
マルシェにも参加できました。とても助かりました。


そして、数日後。


Oさんから連絡があり、マフラー触媒+エンジンの
1気筒が死んでいて、あの状況では普通は走れない!
というコトをエンジニアから聞いたそうです。

「なんで走ってこれたのだろう?」というコトでした。

もしかしたら、長い距離を走っていたので金属摩耗
して、ピストンとの間に少しの隙間ができて何故か
焼きつきを起こさなかったのか?など、プロでも謎な
現象で、本当に不思議で分からないとのコトでした。


修理して治すことができるが、相当の金額がかかる
コト。でも、20万km以上走行しているので、他が
段々と壊れていくと思うので、オススメできないと
のコトでした。もちろん、私も延命治療してまでは
乗りたくないと思っていましたので、彼の寿命であ
る今その時が来たのだと覚悟しました。。。


そして、ふと気がつきました。


彼は、私達と彼を出会わせてくれたOさんの元に
最後に戻ってきたのだと。

そして、彼はOさんの元で生涯を終わらせるコトを
望んだのだと。。。


Oさんが、南町田から国立へ異動したコトを知らな
かったのに、彼はその月を知っていたかのように
このタイミングで、しかもあの場所でおかしくなり、
そしてOさんの元まで、走れるはずのない身体を奇跡
的に振り絞り、私達をOさんの元へ連れてきました。

そして、22時という時間にも関わらず、私達が代車
を借りるコトができ、チクテマルシェにも無事に参加
できる状況を、結果的につくってくれたのです!

それはOさんでなければ、成し得ませんでした。

本当に奇跡としか言いようがありませんでした。。。


Oさんもそのご縁を痛感し、最後まで私が面倒を
見なければ!と思ってくれたのだそうです。実は
22時にお店にいるという状況も殆どないそうで
たまたま異動した月で、偶然その日だけ夜中まで
かかるコトになっただけで、そんな日に異動を
伝えていない私から連絡があって、驚いたそう。

しかも、お店から10分ほどの聖蹟桜ヶ丘から。


もし自宅からの連絡だったら、走行が心配なので
近くの販売店に行って下さい!というつもりだった
とのコトで、私がとりあえず聖蹟桜ヶ丘まで行こう!
と判断しなければ、Oさんの元に戻ってくるコトは
なかったのだと思うと、本当に不思議なのです。


その判断は、彼がエンジンが異常なのに、不思議と
止まらずに走り続けてくれたからこその判断でした。



時々、モノを大切にし、想いや気持ちを込めて
使っていると不思議なコトが起こると聞いたコトが
あります。生命が宿るというか、通じるというか。


今回、結果我が愛車の人生は幕を閉じるコトに
なったのですが、最後に私達が困らないように
Oさんの元へ連れて行ってくれたコト。本当に
最後の最後まで感謝せずにはいられません。。。


とても辛いのですが、大往生だと思います。

とても立派な最後でした。。。



彼が居てくれたから、走り続けてくれたから、
私達はtocoro cafeという場所で頑張ってこれ
ました。そして、続けてこれました。

本当に、本当にありがとうございました!



219,533km。


彼が走り続けた距離。

地球5周以上です。


私達と共に走り続けたtocoro cafeの今までも
彼と共に終わりました。。。



そして先日、Oさんからの2台目の愛車が。


ここから、新たなtocoro cafeのこれからが
走り出すのかもしれません。


ここから219,534kmがスタートします。



219,533km分の感謝をこめて、ありがとう!


そして、これからも見守っていてくださいね。


新たな相棒との歩みも。。。

新たなtocoro cafeとの出会いも。
nikki | 05:06 | comments(0) | trackbacks(0)
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  • 2016年もお世話になりました!2017年も宜しくお願い致します。
    tocoro cafe (01/20)
  • 2016年もお世話になりました!2017年も宜しくお願い致します。
    ebasin (01/10)
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